モンゴル支援 ボランティア団体 ハミングバーズ

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モンゴルからの手紙

 

 

モンゴル児童保護施設「太陽の子どもたち」からの報告です。


エレデネ先生からのお便り

2011.1.27

こんにちは。長い間メールを書かなくて、報告が遅くなりました。
 
今日、ダルハンはマイナス30度ぐらいです。とても寒いです。
そちらはいかがですか。
 
子供達は冬休みが始まりましたので、みんな音楽学校の勉強をしています。

 

今回は私達から嬉しいニュースがたくさんあります。

2週間前、大蔵省から代表の方々が「太陽の子どもたち」の施設を訪れ、私達の活動を見学されました。それにより、施設を支援してもらうことになりました。何か必要なことがあれば、プロジェクトを起こせば支援が可能であるということでした。

そこで、私はパン工房の建物を2階建てにして、上の階を裁縫所にしたいと考えています。

このプロジェクトの予算は、全部で2,000万トゥグルクです。

1,000万トゥグルクを建物に、残り1,000万トゥグルクを外部から取り込む地下暖房パイプを新しくするのに使う予定です。

施設の建物が毎年少しずつ広がっており、現在の暖房パイプではすべての建物を暖めることができないのです。

昨日、私の送ったプロジェクト案が了承されましたので、8月か、11月にはプロジェクトのお金が送金され、建築が始まる予定です。

 

続いて、嬉しいニュースがあります。

昨日、国立芸術大学の教師達の「天曲」というグループが施設に来られました。彼らは子供達のためにミニコンサートで楽しませてくれ、私達の仕事を見学されました。

そして、今後は施設に協力する気持ちがあるとのことを伝えられました。

今年、彼らはアメリカの映画会社で「チンギスハーン」という作品を制作する予定があり、その映画監督も一緒にいらっしゃっていて、施設の子供達に映画の出演依頼がありました。

また、彼らは「スヘーの白馬」というテレビ劇を作っていて、そこにも、子供達への出演依頼があります。

さらに、今年、一名を国立芸術大学に受験をせずに入学させてもらえることになりました。

さらに、さらに、バターの音楽教師の専攻を変更して、馬頭琴プロで勉強させていただくことになりました。

エレデネ

 

※ バターは国立芸術大学で馬頭琴を専攻しています。

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みんな合格です!

2009.7.7

こんにちは、エレデネです。
大学を受験した4名の子供たちの結果が出ました。

モンゴルでの大学受験は、全受験生共通の入試を受け、成績の上位者より順に自分の希望する大学を選ぶことができます。

バヤラーは、ノーツアーの大学であるモンゴル国立芸術大学の舞踏家クラスに入学が決まりました。
その舞踏家クラスにはモンゴル全国から100名の子供たちが受験をしたのですが、バヤラーはその子どもたちの中で一番の成績でした。大学の先生方はバヤラーのことを大変褒めています。
受験で高得点が取れたので、このように大きな大学に入ることができました。

ザヤとチンゲルは、モンゴル国立農業大学 ダルハン分校のマネージメントクラスへの入学が決まりました。

スブダーはウランバートルの経済大学に入学が決まりました。

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エレデネ先生が経営管理、並びに指導能力等を高く評価されました

2009.5.1

『太陽の子供たち』の子供たち、先生たちみんなより、
ハミングバーズの皆様にご挨拶申し上げます。

本日は私たちにとって本当に嬉しいことがあった事をご報告いたします。

ダルハン・ウール県より、エレデネ先生がモンゴル児童保護施設「太陽のこどもたち」の施設長としての経営管理、並びに指導能力等が高く評価され、グッドマネージメントの報奨金4,000,000トゥグルク(約40万円)が贈られました。

その報奨金で、エレデネ先生は事務室の増築をすることに決めました。
そして、その工事が今週末に完了いたしました。
工事中の写真を添付しましたので、ご確認をよろしくお願いいたします。

2009年5月1日 『太陽の子供たち』子供たち、先生たちより

【増築工事の様子】※写真をクリックすると拡大します

工事の様子01 工事の様子02 工事の様子03 工事の様子04 工事の様子05

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温水線パイプの修理工事をします

2009.2.13

こんにちは。こちらは日々暖かくなって雪も融けてきていたのですが、三日間前からまた寒さが戻ってきました。冷たい風が強く吹き寒い日が続いています。
そちらはいかがでしょうか。

施設の塀の地下に温水線のパイプが埋まっているのですが、それが壊れてしまい、私たちが11月の日本公演から戻った後に、その壊れた所から水が地上に漏れ出て来るようになっていました。
ですが、冬の氷点下になるにつれて凍ったためその水は止まったように見えていたのです。

しかし、ここ数日の気温の上昇とともに氷が薄くなっていました。

そのことに気づかなかった大きいビレグーンが、家に帰る途中、その上を歩いていたときに氷が割れ3メートルの深さの氷水に落ちてしまいました。
無事にビレグーンは救出できましたが、皆に大変な心配と不安をさせてしまいました。

私はパイプに関する機関に連絡を取り、修理することが決まりました。私たちの施設の敷地内のパイプとなるため、私たちが修理作業と費用を負担しなければなりません。そのため、2台の作業車を借りて工事をしています。
今日、すべての水を出し、明日から温水線のパイプを新しくする工事です。

この水は昨年の10月頃から少しずつ出ていていたのですが、多額の修繕費用がかかるため修理をすることができずにいました。
今回は無事でしたが、一歩間違えば施設の子どもの命を失っていたかもしれなかったことを思い、皆で安堵とともに恐怖を感じております。修理を早くしなければならなかったと後悔しています。修理をしなかったばかりに、この辺りはすべてレンガと氷だけになってしまいました。

大変申し訳ありませんでした。こんなことになるとは思わずにおりました。
経済難のためにこんなことを起こしてしまいました。
皆様にご心配、ご迷惑をおかけすることになり大変申し訳ありません。

修理費用は我々が何とか工面いたします。公演の際の作品販売の利益から捻出したいと思います。

ビレグーンは無事に救出できましたので安心してください。
ですが、もし助けることができなかったら、子どもの命を失い、私は逮捕され、太陽の子どもたちの活動が続けられない危機だったと思い胸が痛みます。

エレデネ 2009年2月13日

【温水線パイプ修理工事の様子】※写真をクリックすると拡大します

工事の様子01 工事の様子02 工事の様子03
工事の様子04 工事の様子05


(ハミングバーズより追記)

このような事情があった中で、有り難いことに2009年3月28日にトップガンアカデミー様主催のチャリティセミナーが開催されることになり、この温水線パイプの工事費に充させて頂く予定です。子供たちの命と生活を護るため活用させていただきます。

本セミナーは終了いたしました。
今後の活動につきましてはトップガンアカデミー様にてご確認ください。

”プロフェッショナルリーダー”として生きていく

開催日時 2009年3月28日(土)
14:00~16:30 (2.5時間) ※開場:13:30
講師 池本克之 氏
  株式会社イメージング代表取締役(元ドクターシーラボ社長)
会場 エッサムホール(エッサム本社ビル) 地図はこちら
東京都千代田区神田須田町1-26-3
定員 120名
お問い合わせ
お申込
トップガンアカデミー
http://tg-academy.com/20090328/
※このセミナーにおける収益金は、諸経費を除いた全額をNPO法人「AreYouHappy?Japan(申請中)」を通じて、 モンゴル児童保護施設「太陽の子どもたち」の施設老朽化に伴う、改修工事費のため寄付します。

このセミナーは小冊子『私たちは世界中でいちばん幸せな子供たち。』を通してご縁をいただいたトップガンアカデミーの中るり子様と講師の池本克之様がモンゴルにご興味を持たれていたことをきっかけに、モンゴル国商工会議所・日本、モンゴル大使館のご協力により実現いたしました。

また講師の池本様は「NPO法人AreYouHappy?Japan」を設立中であり、諸経費を除いた全額をハミングバーズを通してご寄付いただけることとなりました。

上記の通り、ハミングバーズといたしましては、このご寄付を施設の緊急修繕工事に活用させていただきます。

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